地下は昭和のスナック天国(元町駅「有楽名店街」)
神奈川県や北海道にもあるそうですが、兵庫県にも「元町」という駅があります。隣りの三宮駅付近が神戸一番の繁華街ですが、元町の南側には、老舗のお店が数多くある元町商店街や、おしゃれ雑貨店などが多い栄町や、品のよい百貨店(大丸 神戸店)、高級ブランド街でもある旧居留地、ホテルオークラやメリケンパークの最寄り駅でもあります。
駅の北側には、古着店や美容室の多いトアウエスト、兵庫県公館、兵庫県庁、兵庫県警などの公的機関もあります。
さて、そんな元町駅。
地上にはJRが、地下には阪神電車が通っています。地下1階に改札があり、地下2階がホームです。
その地下1階の東口と西口の改札の間に、なぜかカラオケの音声が響き渡っている事があります。恐る恐る、その方向へ向かってみると、「有楽名店街」という看板が登場します。
「居酒屋」と書いてありますが、どちらかと言うと、スナックの印象が強い通りです。
昭和臭が漂うお店が、40軒ほど存在します。
中には地下とは思えない外観のお店がちょいちょいあります。
私の気に入りの店名はこちら。口に出して言ってみたくなります。
「まってて!!」
さて、ここからは店名を当ててみましょう。
(1) なみ? たみ?
答えは・・・
「なみ」でした。
(2) ピーナツ? ピーナッツ?
店名の表示板には、ピーナッツですが・・・ペンキの塗られたドアに、以前からある店名が読めます。
どうやら「ピーナツ」が正解のようです。
この日は、独自のテンポで歌い上げられた『クリスマスキャロルの頃には』が響き渡っていました。お声からして、ご年配の男性と想像しますが、なかなか季節をわきまえたナイスな選曲です。スナックでモテるタイプと思われます。